学校について考える。②

先々週は、特別支援学校・学級の先生だからといって、専門的な勉強をしているとは限らない。
ということについて書きました。今週は、学校や先生との連携について考えていきます。

結論から言うと、知識や意欲がない先生と連携することは出来ません。
困ったことや改善してほしいことがあって、担任の先生が動いてくれないなら、
学年主任に話をしましょう。それでもダメなら教頭先生に話をしましょう。
それでもダメなら転校をおすすめします。教育委員会という手もありますが、
よほどのことにならない限りは動いてくれません。

学校はどういうわけか、学校で起きたことは学校内で処理しようとします。
学校に起因する問題を外部と共有することも極端に嫌がる傾向があります。
外部の専門家を積極的に受け入れている学校もありますが、経験上それも嫌がることが多いです。

長年学校と戦ってきた経験から言うと、学校という組織は閉鎖的でプライドの塊であることが多いです。
そんな組織と個人で戦うのは、大変な労力が必要です。学校以外の公的な機関の助けを得ることも難しいことが多いです。
学校と連携出来ない時は、学校に言うべきことは言い続けたほうがいいですが、
相談室・デイ・家庭での連携に時間を使うことをおすすめします。

次回は、学校の影響力について考えてみたいと思います。

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